千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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191: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 00:06:56.31 ID:YHpk3Rh50

曜「そのためには……真っ直ぐことりさんのところに追いつかなくちゃ」


足踏みしてる場合じゃないんだ。


ことり「ふふ、そっか」


ことりさんは笑いながら、私の背中をぽんぽんと叩く。


ことり「言うようになったね、曜ちゃん」


全力で駆け上がってきたステージ。

ことりさんが傍で見守って、鍛えてくれたから、ここまで来れた。

なら、その恩返しは──きっと、同じステージで戦うことだ。


ことり「なら……行っておいで。グランドフェスティバルで待ってるから」

曜「……勝ってくるね……!」


こうして私は、最後の部門──フソウうつくしさ大会へと臨む……。





    *    *    *





──数時間後、ウルトラランク会場内。


あんじゅ「ことり、来たわね」

ことり「あんじゅちゃん、久しぶり」

あんじゅ「……ホントにここまで一直線であがってくるとはね」


関係者席から、ステージを見つめるあんじゅちゃんはそう言う。


あんじゅ「ことりのプロデュース力には、脱帽ね……」

ことり「うぅん、違うよ。これは曜ちゃんの力だよ」

あんじゅ「……ふーん」

ことり「ステージを見てればわかるよ」

あんじゅ「……わたしたちと同じグランドフェスティバルに出場する人間に相応しいか、お手並み拝見といきましょうか」


徐々に会場が暗転していく……大会の始まりだ。





    *    *    *





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