千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
1- 20
192: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 00:07:48.24 ID:YHpk3Rh50


──大会開始直前。

舞台袖。

暗転が始まり、コンテストライブのステージが始まろうと言うとき、


絵里「……ふふ」


すぐ近くに居た絵里さんから笑い声が漏れる。


曜「……?」

絵里「曜さん、貴方可愛いわね」

曜「……はい?」


絵里さんは私たちを見ながらクスクス笑う。


絵里「綺麗に着飾るの……素敵だと思うわ」

曜「え……あ、ありがとうございます」


何故か急に褒められる。


絵里「まあ……でも、それはコンテストライブの結果にはあんまり影響はないと思うけど」

曜「……」


お礼を返してから、エントランスでのやり取りに対する仕返しのような皮肉だったと気付く。

意外と大人げないなとは思ったけど……まあ、失礼なことを先に言ったのは私だし、しょうがないか。

ただ……。


曜「そんなことないと思いますよ」


私はそう言葉を返す。


絵里「あら、そうかしら?」

曜「ポケモンを魅力的に見せるのには衣装の力も大事だと思います」

絵里「貴方、ことりみたいなことを言うのね。……やっぱり師匠の影響なのかしらね」


この人はあまりポケモンの衣装を重視していない。

二次審査でのアピールに絶対的な自信があるんだろう。


曜「それを今日ここで証明します」

絵里「……楽しみにしてるわ」


いよいようつくしさ大会の、幕が上がる──。





    *    *    *





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
460Res/895.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice