千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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177: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/14(火) 12:52:19.91 ID:gM5+0Wds0

千歌「しいたけ!! “ずつき”!!」
 「ワフッ!!!!」


メガシンカの一瞬の隙に倒しきるしかない……!!

私の指示でしいたけが飛び出して、アブソルに“ずつき”をかます。


 「ワフッ!!!!」


頭を前に突き出しての突撃。

──ガスッ

鈍い音、


千歌「ヒットした……!! 畳み掛けて、しいた──」

善子「“カウンター”!!」
 「ソォルッ!!!!」

千歌「!?」


アブソルは“ずつき”の衝撃の反動を利用して身を捻りながら、尻尾を叩き付けてくる。

綺麗な“カウンター”だった。


 「ワォッ!!!!!!?」


自分の攻撃を倍返しにされて、後ずさる。


千歌「い、いったん引いて……!!」

善子「“ダメおし”!!」
 「ソルッ!!!!」

千歌「……っ」


だが、善子ちゃんは逃げることを許さない。アブソルが追撃しに前に出てくる。

なら……!


千歌「ガード!! “まもる”!!」
 「ワフッ!!!」


しいたけは“ファーコート”で攻撃を受け止める姿勢を取る。

守りに徹した防御なら、確実にこっちに軍杯が挙がる。


 「ソォル!!!!」


アブソルの追撃の“ずつき”が──しいたけのすぐ目の前を空振る。


千歌「へ……?」


思わず間抜けな声が出た──が、

この攻撃はそもそも“ずつき”じゃなかった。


 「ギャゥッ!!?」

千歌「……!?」


アブソルの、頭が空振り──追いついてくるように振りかぶられた頭の刃がしいたけを一閃する。

──これは“フェイント”だ。



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