千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/14(火) 12:48:17.91 ID:gM5+0Wds0
それぞれ、上空のドンカラスの“くろいまなざし”がルガルガンに、フローゼルにはユキメノコが抱きつくような形で動きを止める。バクフーンは周囲に炎が渦巻き、動きを制限される。
──全て交代を封じる技だ。
千歌「ルカリオだけでも、戻って!!」
「グゥォ──」
不幸中の幸いか、私のすぐ傍に居たルカリオだけは、私自身が敵からの影になって、拘束技を受けずに済んだようだ。
善子「……っち、一匹逃がしたか」
善子ちゃんがそう言いながら、私の居る氷の上に飛び降りてくる。恐らくドンカラスが数刻後に戦闘不能になるからだろう。
その間も不気味な歌は響き続けているし、その行動は即ち、止める気がないということだ。
千歌「唄を止めればいいんでしょ……!! ムクホーク!!」
「ピィィィ!!!!!!!」
ボールから飛び出したムクホークが、ムウマージに向かって一直線に突っ込む。
千歌「“ブレイブバード”!!!」
「ピィィィィィ!!!!!!!!!!」
唄に夢中なムウマージは猛進するムクバードの攻撃を避けることは出来ない……!!
善子「……読み通り」
千歌「!?」
善子ちゃんがニヤっと笑った。
そして、ムウマージを見て、ゾッとする。
ムウマージは全身に黒い闇のようなものを背負っている状態で、攻撃を待ち構えている。それだけじゃない、ムウマージが──
千歌「──唄って、ない……!?」
でも、尚も不気味な唄は響いている。
「ピィィィィィ!!!!!!!!!」
ムクバードの一撃がムウマージを捉える。
──と同時に、
「ムマァ……」
「ピッ……ッ!!!!!」
ムウマージの闇がムクホークを巻き込むようにして拡がり、二匹は同時に地に落ちた。
千歌「え、あ……え、え……!?」
倒したのはこっちのはずだった。なのにムクホークもダウンし、しかも唄ってたはずのムウマージを倒しても“ほろびのうた”が止まらない……。
…………?
千歌「──あ、ちが……!? “くろいまなざし”、標的!? え、バクフーン!?」
仕掛けはわかったが、突然のことに頭が追いつかず、完全にてんぱってしまう。
咄嗟に目線を配ったバクフーンは“ほのおのうず”を食らっている。
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