千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/14(火) 12:39:16.27 ID:gM5+0Wds0
千歌「ユキメノコ……!!」
善子「……私の方が読みは上手みたいね!!」
千歌「フローゼル!!!」
「ゼルル!!!!」
先ほど吹っ飛ばされて、水中に飛び込んでいたフローゼルが、湖に張った氷の下を泳ぎながら、私の方に向かってくる。
善子「フローゼルのパワーですぐに壊せるかしらね!? ムウマージ!! “シャドーボール”!!」
「ムーーマァーーージ!!!!!!!!!」
迫る“シャドーボール”。
千歌「壊せるよ!! やるのはフローゼルじゃないけど!!」
「ゼルッ!!!」
善子「……!?」
凍ってるのは湖の表面10cmくらいだけ、
なら、下半身のほとんどは水の中だ、
「ゼルッ!!!」
フローゼルが水中で私の腰についているボールの開閉スイッチを押し込む。
千歌「ルガルガン!! “ドリルライナー”!!」
「ワォンッ!!!!!!」
ルガルガンが回転し、氷を掘削しながら、飛び出す。
自分の身体をホールドしていた氷が砕け、自由になったと同時に、私は氷の上を転がり、
そこに出来た穴から頭を出したフローゼルへの指示、
千歌「“ねっとう”!!」
「ゼルルーーー!!!!!!」
フローゼルが口から噴き出した“ねっとう”が“シャドーボール”と衝突し蒸気が周囲を覆う。
千歌「……っ」
すぐに体勢を立て直して、上空の蒸気の先に居る善子ちゃんへと、視線を移す。
善子「上ばっか見てると、足元すくわれるわよ?」
「──ゼルゥッ!!!!?」
千歌「……!?」
水上に顔を出していた、フローゼルが急に真上に吹き飛ばされる。
慌てて、視線を戻すと、波がうねる様にしてフローゼルを追い出していた。
千歌「“なみのり”!?」
波を発生させる攻撃──やっぱり、ゲッコウガは水の中に潜ってたんだ……!!
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