千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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155: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/14(火) 00:16:37.94 ID:gM5+0Wds0

 「ヴォッフ」


ムーランドは、一人で勝手に安堵して泣きじゃくる私を咎めることはせず……涙が止まって落ち着くまで、ただ黙ってその場に鎮座してくれていたのだった。





    *    *    *





梨子「……ふぅ……なんか、いっぱい泣いたらすっきりしたな」

 「ヴォッフ…」


そして……決めた。


梨子「私はあなたを仲間にしたい」

 「ヴォッフ」

梨子「ムーランド、バトルしよう」


野生のポケモンと戦って、捕まえる。

トレーナーの基本だ。


 「ブルル…」


後方で見守っていた、メブキジカが私の傍に寄って来る。


 「ヴォッフ…」


ムーランドが立ち上がり、私たちの前に歩み出る。


梨子「私が勝ったら、仲間になって」

 「ヴォッフ」


ムーランドが鳴くと、周りのヨーテリーやハーデリアたちが、その場から離れていく。

一対一、正々堂々戦って捕まえる。


梨子「……行くよ!! メブキジカ!!」
 「ブルルッ!!!!」


メブキジカが私の声と共に飛び出す。


梨子「“ウッドホーン”!!」
 「ブルルッ!!!」


前方にツノを突き出して、突撃する。


 「ヴォッフッ!!!!」


一方ムーランドは、その場に留まったまま、攻撃を受け止める。

──攻撃が直撃したが、ムーランドはびくともしない。


 「ヴォッフッ!!!!」

梨子「……! でも、“ウッドホーン”は吸収技だよ!!」
 「ブルルッ!!!!」



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