千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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144: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/13(月) 12:54:52.05 ID:SDtZ71oz0

千歌「あ、ロトム」

善子「ついでに変なのにも懐かれちゃったし……」
 「変とは失礼ロトー」

千歌「ロトムは善子ちゃんと一緒に行くの?」

 「そうロト」
善子「鞠莉がね、捕獲に役立つと思うからって、しばらく貸してくれるみたい」

千歌「そうなんだ」

善子「そんじゃまぁ……そういうことだから、私は行くわね」


善子ちゃんはそう言いながら、ロトムを引き連れて、病室から出て行く。


善子「……あー……最後に、あんたたちに言っておきたいんだけど」

千歌・梨子・曜・花丸「「「「?」」」」

善子「……今回の戦い、あんたたちと一緒に戦えて……よかったわ。ありがと。……それだけ」


それだけ言うと、私たちの返事も待たずに善子ちゃんはそそくさと出ていってしまった。


花丸「最後まで素直じゃないずらね」

梨子「ふふ、むしろ最後だけは頑張って素直になったのかもよ?」

曜「まあ、善子ちゃんらしいかな」

千歌「かもね」


4人で顔を見合わせてクスクスと笑ってしまう。


曜「……さて、それじゃ私も行くね」

千歌「うん! コンテスト、頑張ってね!」

曜「千歌ちゃんもね!」

千歌「うん!」


曜ちゃんも善子ちゃん同様に出口の場所で一旦立ち止まり、振り返る。そして、私たち一人一人にゆっくりと目を配る。


曜「梨子ちゃん」

梨子「うん」

曜「花丸ちゃん」

花丸「ずら」

曜「千歌ちゃん」

千歌「うん」

曜「それと……寝てるけど、ルビィちゃんも」

ルビィ「…………すぅ……すぅ……」

曜「皆と一緒に戦えて、すっごく心強かった! その中で私はまた一つ強くなれた……ありがとう、皆」

梨子「どういたしまして」

花丸「いっぱい助けられたずら、ありがとね曜ちゃん」

千歌「えへへ、こちらこそ!」

曜「うん! それじゃ、またどこかで会おうね!」


そうして、曜ちゃんは手を振りながら部屋から出て行ったのだった。



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