千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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145: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/13(月) 12:57:27.97 ID:SDtZ71oz0

千歌「……えっと、梨子ちゃんと花丸ちゃんはもう少し入院するんだっけ?」

梨子「うん、とは言っても本当に大事を取ってで、1週間くらいだけどね」

花丸「マルもあと何日かしたら退院するよ」

梨子「千歌ちゃんは明日には家に戻るんだっけ? さっきルビィちゃんが部屋に戻ってきたとき、そう言ってたけど……」

千歌「うん、そこから1ヶ月は自宅療養。だから、みんなよりも旅に戻るのは遅くなっちゃうかな……あはは」

梨子「……じゃあ、その間に追い抜かしちゃおうかな」

千歌「追い抜かす……ってことは」

梨子「うん、私はまた地方を回りながら、ジムを巡ろうかなって。ここからだと東のクロユリシティが近いからそっちに行くことになるかな」

千歌「そっか」

梨子「バッジ2個差くらいすぐに埋めちゃうからね?」

千歌「ふふん、別にそれくらいのハンデじゃ、チカ追い越されないけどね」

梨子「ふふ、言うね。あとで文句言わないでよ?」


二人で視線をぶつけ合い。


梨子「……ふふっ」
千歌「……あははっ!」


なんだか、可笑しくなって笑ってしまう。


千歌「花丸ちゃんはこのあとどうするの?」

花丸「ん、マルは……旅の目的がルビィちゃんと一緒に旅することだったからなぁ……」

ルビィ「……んゅ…………zzz」


確かにルビィちゃんの旅は理亞ちゃんが目的だった以上、全て決着がついたようだし、同時に花丸ちゃんも旅の目的がなくなっちゃったのかも。


花丸「……でも実は、鞠莉さんに助手にならないかって言われてるんだよね」

千歌「え!? ホントに?」

花丸「うん。……研究者もいいかもって思うし、本当に助手になるかは保留だけど、とりあえず鞠莉さんの研究所でしばらくお手伝いしようかなって考えてるずら」

千歌「そっかそっか……みんなちゃんと今後やることを決めてるんだなぁ……」


私が関心していると。


梨子「千歌ちゃんは?」


梨子ちゃんがそう訊ねて来る。


千歌「ん、私は変わらないよ──なんかすっごい感じになりたい!」

梨子「ふふ、なにそれ……」

千歌「私は自分が何になりたいのか、何をしたいのか……そういうものは、仲間たちと旅をしながら見つけられればいいかなって思うからさ」

梨子「そっか。千歌ちゃんらしいね」


梨子ちゃんは私の話を聞いて、楽しそうにクスクスと笑うのだった。





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