千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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113: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/13(月) 03:42:24.99 ID:SDtZ71oz0

背後からギラティアの巨大な爪が空を薙ぐ。

攻撃が外れると同時に、ギラティナは口に“シャドーボール”の集束を始め──放つ。


千歌「!」


──千歌さんの方へ。


千歌「ルガルガン!! “ドリルライナー”!!」
 「ワォンッ!!!!!」


辺りに浮かんでいる岩石を蹴りながら、ルガルガンが身を捻った突撃で、“シャドーボール”を粉砕する。


聖良「この空間に置いては貴方も招かれざる客に変わりありません……!! ギラティナの攻撃を避けながら、私を倒せますか……!?」

千歌「……くっ」

 「──ギシャラァッ!!!!!」


ギラティナが今度は千歌さんの居る方向に爪を立てようとした、瞬間。

──地面から腕が飛び出してきて、ギラティナの爪を掴んだ。


聖良「な!?」

果南「ラグラージ!! そのまま、押し出せ!!」
 「ラァグッ!!!!!」

 「──ギシャラァッ!!!!!」


地面から飛び出したラグラージが野太い腕で掴み、そのまま中を浮く地面から、ギラティナごと一気に寄り切る。


千歌「果南ちゃん!!」

果南「ギラティナは任せて!! 千歌は、聖良を……!!」

千歌「うん……!!」


そのまま、果南さんはラグラージと共に上方に向かって落ちている滝に、飛び込むようにしてギラティナを押し込み、その滝を“たきのぼり”でギラティナごと昇って行ってしまった。


聖良「……やってくれましたね」

千歌「……!」

聖良「……果南さん共々……貴方のような、ひよっこトレーナーが、私に勝てると本気で思っているんですね」

千歌「……行くよ、皆!!」
 「バクフッ!!!!!」「ピィィッ!!!!!」「ワォンッ!!!!!!」

聖良「いいでしょう……!! 目的の邪魔するなら、排除するしかないですからね……! 恨まないでくださいよ……!」





    *    *    *





千歌「バクフーン!! “かえんほうしゃ”!!」
 「バクフーンッ!!!!!!!」


バクフーンが口から火炎を発射する。


聖良「マーイーカ、“ひかりのかべ”!」
 「マーイーカッ!!!!」



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