千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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112: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/13(月) 03:39:19.51 ID:SDtZ71oz0

 「──ギシャラァッ!!!!!!」

聖良「!」


逃げ続けることを観念したギラティナが襲い掛かってきているところだった。


聖良「やっと、来ましたか……!!」


ギラティナが胴体の爪を立てて、攻撃を仕掛けてくる──“シャドークロー”……!!

──だが、

ギラティナの攻撃は届くことなく、凍りつく。


 「──シャランシャラン」
聖良「フリージオは周囲の空気を凍らせて、その身を保っている超低温のポケモンです。掴まえましたよ……!!」

 「──ギシャラァッ!!!!!!」


ギラティナが叫びながら身を捩るが、氷はどんどん広がり、ギラティナの動きを封じる。


聖良「ついに、悲願が……!!」

千歌「バクフーン!!!」
 「バクフッ!!!!!!!」

聖良「!?」


背後からの声にハッとすると、同時に辺りの気温が炎熱によって一気に上昇する。

その“ねっぷう”はフリージオの氷の身体ごと溶かしつくし、


聖良「フリージオ!!」

 「──ギシャラァッ!!!!!」


ギラティナが解放されてしまう。


聖良「邪魔をしないで貰えませんか?」

千歌「言ってもやめてくれないなら……私は戦ってでも聖良さんを止めます」

聖良「……ほう」


威勢のいい少女に目を配る。


聖良「貴方が私に勝てるとでも?」

千歌「勝てるかじゃない……」

聖良「……」

千歌「勝つんだ……!!」


言いながら千歌さんが、ムクホークと共に飛び出してくる。


聖良「……いいでしょう、そこまで言うなら相手をしてあげますよ」
 「テラァッ!!!!」


私は自らの肩を掴んで飛行するプテラに指示を出し千歌さんの方へと飛び出す。

──と同時に、右方向に錐揉み回転をしながら、僅かに場所を横にずらす。

すると、そこに、


 「──ギシャラァァッ!!!!!」



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