千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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104: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/12(日) 22:49:05.23 ID:DoNfZkVt0


善子「…………」

曜「ダイヤさんたち、大丈夫かな……」


曜が不安そうに声をあげる。


花丸「マルたちはもう見守るしかないずら……」

梨子「手の出しようがないもんね……」


鞠莉も、ダイヤも、苦悶の表情を浮かべながら、パルキアとディアルガにそれぞれ指令を送っている。

ここまで来て戦力外通告をされた私たちにはもう出来る仕事はない。

あとは信じて見守るだけだ。

──と、思った矢先。

自分のバッグの中で何かがガタガタ震えていることに気付く。


善子「……?」


何かと思いながら、バッグを開け放つと、


 「ロトーーー!!!!!」


ロトムが飛び出してきた。

……そういえば、パルキアと戦う前にバッグに隠れるように言ってたのを忘れていた。


花丸「ロトム?」

 「大変ロトーーー!!!!!」

曜「ど、どうしたの?」

 「すぐ近くにポケモンの反応ロト!!!!!」

梨子「え!?」

善子「ポケモン……」


私は、咄嗟に辺りに視線を配る──すると、洞窟の暗がりの中に、ぼんやりと浮かんでいる闇色のポケモンたち。


 「──ヤミ」「ヤミラッ」「ヤミィ…」

善子「あれ……ヤミラミ……!?」

梨子「そんな……!? 親玉のヨノワールは倒したのに……!!」

花丸「たぶん、新しく呼び出せなくなっただけで、もともとこの洞窟に大量発生して潜んでたんじゃ……!」

曜「パルキアとディアルガから逃げてたのが、また出てきたってこと!?」


何匹いる……? 闇に溶けていて正確な数がわからない。

けど、目視出来るだけで少なくとも10匹はいる。


 「ヤミィッ!!!!」


そのうち一匹が飛び掛かってくる。



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