ぐだ男「アーサー王の死?」マシュ「はい先輩。」
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6:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:13:08.25 ID:m0F9aSEs0
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ぐだ男「王は、若者の願いが彼の身の丈にあっているものではないと考えましたが、そのうえで事情があることを察し、
聞きいれることにしました。若者は要求どおり、食べ物を得るために厨房に案内され、
7:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:13:44.21 ID:m0F9aSEs0
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===厨房===============
8:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:14:18.76 ID:m0F9aSEs0
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ランスロット「しかし…」
9:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:14:58.52 ID:m0F9aSEs0
イアソン(ケイ)「まったく、お前たちはこいつを買いかぶりすぎだ。わざわざ城まで乗り込んで、我が王に食べ物をねだるような奴だぜ?
こいつが本当に高貴な身の上だというのなら、それこそ相応の武具や位をねだるだろう。
だが下賤な生まれだったからこそ、身の丈にあったこの程度のものしか願えなかったというわけさ。」
10:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:15:58.90 ID:m0F9aSEs0
ぐだ男「…こうして、若者はボーメインと呼ばれるようなりました。円卓の騎士の中でガウェイン卿とランスロット卿の
二人だけは彼の身を案じます。しかし、ボーメインは、上役のケイ卿にいびられながらも、下働きとして真面目に働きました。
そして徐々にその人柄と仕事ぶりで、周囲から一目置かれるようになっていきました。」
11:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:16:28.70 ID:m0F9aSEs0
ぐだ男「そして、ボーメインがキャメロットを訪れてから一年後、再び聖霊降臨祭の日にキャメロットにある乙女が助けを求めに訪れました。」
=キャメロット謁見の間=============
12:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:17:01.23 ID:m0F9aSEs0
アグラヴェイン「とはいえ、先の乙女、ライネット嬢の話では一体彼女の言う姉が何者なのか、赤い国の赤騎士がどこの城を襲っているのか、明瞭な
情報を得ることはできませんでしたな。それに赤い国は我々の支配の及んでいない国。これは蛮族同士の内輪もめかもしれませんな。」
ベデヴィエール「名のある騎士が下手に介入すれば、辺境勢力を刺激してしまうかもしれません。それに、不明確な情報でも鵜呑みにして
13:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:18:35.36 ID:m0F9aSEs0
イアソン(ケイ)「お、おい、厨房の下働き風情が出しゃばろうとするな!」
アルトリア「待ちなさいケイ卿。…そうだな、無名の騎士にならば任せても。」
14:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:19:16.09 ID:m0F9aSEs0
ぐだ男「しかし、なんとランスロットにはある腹案がありました。」
ランスロット「ゆえに、ボーメイン。君が確かな実力を持つというのなら、私が王に代わって君を騎士に任命しようではないか。」
ガウェイン「…確かにランスロット卿。あなたが認めたとなれば、誰も文句はないでしょうね。」
15:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:19:53.19 ID:m0F9aSEs0
ぐだ子「単純に、ランスロットとかが出向いて終わり!って訳にはいかないのね。」
マシュ「赤騎士の悪名はキャメロットにも伝わっており、成敗するには手練れでなければなりません。
16:名無しNIPPER[sage]
2019/05/04(土) 19:22:46.42 ID:m0F9aSEs0
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=決闘場===
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