元勇者「役目も終えて暇だから孤児院開いて安価でグダグダ過ごすぞ」
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19:名無しNIPPER[saga]
2019/04/29(月) 18:58:13.46 ID:yp8ANoUJO
安物の紅茶を淹れ、来客たちに振る舞う。苦情は一切受け付けませんので悪しからず。

「…しかし、哀れなものよな。世界を救った英雄が、こんな辺鄙な場所で孤児院を設立するなど」

「はっ…。小馬鹿にしに来たんなら、お引き取り願うが?」

「そのつもりはない。手伝いに来た、と言っただろう。務めを果たすまでは帰れんさ」

「魔王様の指示ですから」

あのアマ、生きてやがったのか。首を落としてバラバラにしたのに。

「お祖母様の命とあらば、妾も断れん故な」

「…まぁ、戦争は終わったんだ。魔族がどうとか、どうでもいいや」

「そこの…名前なんだっけ。四天王の隠し子的なやつは何のためにここに?」

「…私はローアです。能力の制御が出来ないので、勇者様のご教授を受けに参りました」

「…というのは建前でな。ローアも孤独な身なのは分かっているだろう?それはあまりにも可哀想でな」

「あー…。なるほど」

もしかしたら、寝首を掻かれてお陀仏になるかもしれん。


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