38: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2019/04/27(土) 02:47:29.49 ID:HvshuUb/0
言って、美也が桃子の頭に頬を寄せる。
それに対し、腕の中の少女は遠慮するように身じろいだ。
だがそれは、拘束から抜け出そうとするようではまるでなく、
むしろその逆とも思える反応で――私はただただ黙っていた。
今は任せるのが正しいと思ったからだ。
ここは美也に、そして桃子の気持ちの有り様に。
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