43: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:26:02.43 ID:3GVZYvuT0
P「もっとシンプルなことを聞いてるんだ。楽しいかどうか」
奏「……いまは、楽しんでいるわ」
44: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:26:29.92 ID:3GVZYvuT0
P「本当器用に、大概のことをやってのける。それでアイドルを続けていくことも奏にはできるかもしれない。そんなこと、多くの人が望んでもでることじゃない」
P「そんな器用な奏だからこそ、自分ができる限界が見えているんじゃないか」
45: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:27:07.92 ID:3GVZYvuT0
P「実力の差が見えた時、急に冷めたりな。自分への失望といってもいいかもしれない」
奏「…………まるで、知っているかのように言うのね」
46: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:27:49.01 ID:3GVZYvuT0
奏「負けず嫌いだったら、冷めたりしないんじゃない」
P「だから、そこも分かるんじゃないか? 自分が努力でいける限界が」
47: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:28:29.64 ID:3GVZYvuT0
奏「Pさんのアイドル像は分かったわ。それで? 私にも血反吐を吐く努力をしてほしいの?」
P「ああ」
48: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:29:04.52 ID:3GVZYvuT0
P「だから、俺の見せる景色が奏を満たせるか、俺に賭けてほしい」
P「奏が一緒にいてくれるなら、俺はどこまででも這って行ける」
49: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:29:31.24 ID:3GVZYvuT0
P「だから、信じてほしい」
P「奏を最高のアイドルにする」
50: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:30:00.27 ID:3GVZYvuT0
奏「私もそこまで行ってみたい」
P「ああ」
51: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:30:28.09 ID:3GVZYvuT0
奏「ダメだった時は、そのまま貰ってくれるのは、あり?」
P「え、えー……」
52: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:30:55.10 ID:3GVZYvuT0
奏「歩くなんて言わない。駆け抜けていくから」
奏「いつまでも、背中を押してね」
53: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:31:21.89 ID:3GVZYvuT0
奏「温かい手」
P「……奏の方が温かい気がするけど」
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