速水奏「とびきりの、キスをあげる」
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45: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:27:07.92 ID:3GVZYvuT0

P「実力の差が見えた時、急に冷めたりな。自分への失望といってもいいかもしれない」

奏「…………まるで、知っているかのように言うのね」

P「まったくの見当はずれ、だとは思ってないよ。何度も考えた上で、いま聞いている」

P「高垣さんを見た時から、あの人がずっとちらついてくるんだろう」

奏「……」

P「あの人がトップだって分かって、自分にはいけないと思ったか」

P「自分にはできないなんて思ったか」

奏「……ふぅ……」

奏「そうかも、ね」

奏「酷い人。私の、自分でも嫌な部分を突き付けて。どういうつもり?」

P「どうもこうもないよ。自分のそんなところを嫌だというけど、俺にとってはそうでもないんだ」

奏「Pさんにとって?」

P「ああ。アイドルには、必要なものになってくる」

奏「それは、なに?」

P「負けず嫌い」

奏「……そんなつもりは無いわ」

P「いや、あの高垣楓と自分を比べようとしているところなんて、だいぶ負けん気が強いよ」

P「その気概は、この先に必要なんだ」




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