3: ◆DGwFOSdNIfdy[saga]
2019/04/08(月) 02:48:31.99 ID:muWytNvW0
ザワザワ
王馬「ねーねー、これホントに何しても反応しないの?」
茶柱「別に男死がどうなろうと知った事ではありませんが、女子の手を煩わせるくらいならとっとと起きてほしいものです!」
東条「患者を無闇に動かしてはいけないわ」
最原「なんだか大事になっちゃったね」
星「こんな所に閉じ込められた時点で既に大事だろう」
真宮寺「みんな集まってるようだから来てみたんだけど、何があったんだい?」
赤松「あのメイド服の女の子─東条さんが目を醒まして寮から出た時に、藤棚下のテーブルにああやって突っ伏してる男の子を見付けてね。意識が無いし身体が冷たいから低温症だろうって。応急処置はしたんだけど全然よくならなくて…このままだと死んじゃうかも知れないの」
真宮寺「なるほど、それは大変だ。助けを呼べない以上は僕達でなんとかするしか無いからネ」
夢野「しかし特に寒い訳でもないのに低温症になぞなるのか?」
天海「体温を調節する器官に異常が発生している可能性が高いっすね」
白銀「こうなったらもう、誰かが彼にキスするしか…!」
キーボ「そんな民間療法、見た事も聞いた事もありませんが」
王馬「アレは現実とフィクションの区別が付かない人間の戯言だから真に受けちゃ駄目だよ」
ゴン太「キスをすればこの人は助かるの?だったらゴン太がやってみるよ!」
アンジー「主は言いました…『誰も幸せにならないから止めておけ』と」
百田「ん…」モゾ
東条「!ちょっとみんな、静かにして」
百田「」ムクリ
春川「普通に起きたね」
百田「誰だオメーら。暑苦しいわ騒がしいわでロクに眠れやしねー」
東条「失礼するわ」ピトッ
百田「?」
東条「信じられない…体温が35度8分まで上がってる」
茶柱「超高校級のメイドともなると、手を当てるだけで正確な温度が測れるんですね…」
百田「よく解らんがとにかく凄いのは判った」
入間「けっ、散々揉ませといてお気楽なこった」
百田「オレが寝てる間に何したんだ」
白銀「気を揉んだんだよね?主語が抜けると地味に紛らわしいよ?」
赤松「取り敢えず、今の状況を私達が知ってる範囲で教えるね」カクカクシカジカ
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