2: ◆DGwFOSdNIfdy[saga]
2019/04/08(月) 02:46:12.14 ID:muWytNvW0
百田「」
東条(大声で呼び掛けても微動だにしないから可怪しいと思ったけど…どうも昏睡状態に陥っているようね)
東条(症状からして恐らく重篤な体温異常降下。早急に処置しなければ彼の命は無いわ)
東条(とは言っても、呼吸と脈拍は正常だから私に出来るのは患者の身体を温める事くらい─)
赤松「あのー…」
東条「丁度良かった。少し手伝ってくれないかしら」
最原「えっ?」
東条「メイドが仕えるべき相手に頼み事をするなんてあるまじき行為だけど、流石に人命と天秤には掛けられないもの」
赤松「じ、人命って…」
東条「説明は後でするわ。貴方たちのどちらかは向こうの寄宿舎から布団を、もうひとりは湯たんぽでもカイロでもいいからとにかく身体を温められる物を持って来て。一刻も早く」
赤松「よく判らないけど自己紹介してる場合じゃなさそうだね。私、倉庫に行ってくる!」
最原「じゃあ僕は寄宿舎だね。布団を届けた後も、熱源になる物が見付かってなかったら赤松さんを手伝うよ」
赤松「うん、お願い。また後でね!」ノシ
タッタッタッ…
─倉庫─
バァン!
入間「ひゃんっ?!」
赤松「はあ…はあ…」
入間「さっきのブスか…あんま驚かせんじゃねーよ」
赤松「湯たんぽ!それかカイロ!」
入間「は?」
赤松「何か暖まりそうなもの見なかった?!」
入間「なんだよ突然」
赤松「早く答えて!人の命が懸かってるの!!」
入間「ひうぅ…そんなに怒鳴らないでよぉ」
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