16: ◆CS7uVfQgX.[saga]
2019/04/07(日) 22:53:43.20 ID:DPD4NUpc0
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他愛のない会話に花を咲かせ、料理を食べ終えても2人ともしばらくの間、席から離れなかった。時刻は短針が10を指そうとしている。普段のPであればこんなに長く話し込むこともなかっただろうが、南国という穏やかな雰囲気に加えて、少量ではあるが身体に巡ったアルコールが彼をそうさせた。
さすがにこれ以上遅くなるとまずいと判断し、店を出て宿泊するホテルへ戻る。そして、隣接したそれぞれの部屋の前で、朝食の時間などを決め、Pが部屋に入ろうとした時、百合子が口を開いた。
「あの、おやすみの挨拶、してくれないんですか?」
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