曜「たとえみんなが望むとしても」
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98: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 04:59:01.58 ID:xnInN/pyO
曜「それで、もし結界の中へその悪鬼かもしれない人が入ったら、どうなるんですか?」

花丸祖父「激しい頭痛やめまい、吐き気に襲われて『早くここから出たい』という思いで頭がいっぱいになるそうじゃ」

曜「うわっ、なかなかえげつないですね」

花丸祖父「もっとも、千年以上も前にご先祖様が編み出した秘術ゆえ、実際はどうなるかわからぬがのう」

千歌「千年前ねえ。花丸ちゃんちって、そんなに由緒あるお家だったんだね」

花丸祖父「更に言うなら書庫にはより強力な結界が張られており、最悪魂そのものが浄化されてしまう……という記述が遺されておる」

善子「それだけ悪用されたらヤバい本がいっぱいある、ってことね」

他人の記憶を消せる本だけでも相当恐ろしい逸品なのに、それと同等かより危険性の強い本がたくさんあるだなんてとんでもない話だった

梨子「何か企んだりしてないわよね? 犯人へ仕返ししてやるとか」

善子「……してなくはないわ。嫌になるわ、怒りに呑まれたら……ずら丸を襲った奴と同じになるってのに」

梨子「善子ちゃん……」

花丸ちゃんと誰よりも親しかった善子ちゃんの心は、激しい憎悪に囚われそうになっていた

元々気配りのできる優しい娘だからこそ、自分の中に生まれた負の感情を苦々しく感じているようで私まで胸が苦しくなる


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