曜「たとえみんなが望むとしても」
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223: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:42:03.94 ID:xnInN/pyO
千歌「いやー、まさか本当にわたし達の記憶がなくなっちゃうかも、って羽目になるとはね」

梨子「ほんとにね。やっぱり神様が私達を『何がなんでも引き裂いてやる!』って意地悪したのかな?」

千歌「スタンダファミリーが神様の送り込んだ刺客? ないない、マフィアなんだよ!」

梨子「ふふっ、それもそっか。神をも恐れぬ大悪党だもんね」

どうやらあの2人は「『忘却の書事件』はタチの悪い神が与えた試練だった」と捉えているらしい

千歌「にしても、次の日の晩にみのりちゃんの取り巻きの娘達が、みんなでウチまで謝りに来てくれたのには驚いたなぁ」

梨子「しかもご丁寧に菓子折まで持ってね」

千歌「梨子ちゃんが『もう同じようなこと、他の誰かにしないでね』ってお願いしたけど……大丈夫だよね?」

梨子「大丈夫だよ。みんな悪鬼じゃない、他人の痛みを想像できる娘達だから」

千歌「だね、信じるよ」

事件の後で別行動をした2人に何があったのか、大まかな経緯は聞いていたが……みのりちゃん率いる副会長派の襲撃を切り抜けたことで、より彼女達の絆は深くなったようだ


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