129: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:28:55.55 ID:xnInN/pyO
淡島から本土へ戻るフェリーには、私達以外に乗客はいなかった
善子「曜……アンタ、会長がどうしてこんな馬鹿やらかしたのか見当がついてるのね?」
曜「うん、一応」
動機について5、6個ほど仮説は浮かんでいる
その中の「最悪の説」が当たっていた場合を考慮したからこそ、千歌ちゃんと梨子ちゃんを同行させなかった訳だし
曜「これ以上、取り返しがつかなくなる前に──」
善子「もう十分に手遅れなのよっ!」
さすがにルビィちゃんの時みたいに胸ぐらを掴まれはしなかった
善子「ずら丸がやられたのよっ! 曜にとってはどうでもいいんでしょうけどね」
曜「そんな訳……ないよ」
善子「心からそう思ってる?」
彼女の記憶を消されて誰よりも怒っている善子ちゃんがキッと睨み付ける
このまま親友といがみ合うなんて嫌だ……だからはっきりと本心を告げた
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