【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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653: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2020/05/04(月) 01:57:10.87 ID:QcFhl9eh0

その声はウサギさんチームの無線手、宇津木優季のものだ。

沙織は何事かと思い聞き返すも、無線の向こうでは優季と桂利奈の声がカンカンと響くばかりで一向に要領を得ない。

なので沙織はみほへと無線を回す。

みほは突然の事に首をかしげるが、沙織の様子に何事かが起きたのだと判断し、落ち着いた声で無線の向こうへと語り掛ける。


みほ「ウサギさんチーム何かありましたか?」

優季『ごめんなさーい!!なんか、エンジンが……』


無線に応える優季の隣からガチャガチャの何かを動かす音と、『動かないよー!!』っと叫ぶ桂利奈の声が同時に届く。

沙織は慌ててハッチから外に顔を出し、後方を見る。

そこには川の中ほどで停止しているM3リーがいた。


沙織「ちょっ!?大丈夫っ!!?」

みほ「落ち着いて。ギアを上げてみてください」


慌てる沙織に対して冷静に対応策を伝えるみほ。

しかし、無線の向こうの雰囲気は一向に良くならない。


桂利奈『ダメ!!どうしよう!?』

優季『私に言われてもー……』


やがて大きな音と共に、ウサギさんチームの車内からエンジン音が消えた。




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