【バーナード嬢曰く。】神林しおりの私小説【さわ×しお】
↓
1-
覧
板
20
7
:
◆yufVJNsZ3s
[saga]
2019/03/14(木) 22:30:59.80 ID:3gAsdKZp0
「お前は書いたりはしないのか?」
電子レンジが音を鳴らす。扉を開き、手に持てる程度に暖まったマグカップを町田さわ子に渡した。
彼女は牛乳の上に張った薄い膜を、指で掬い、まずそれだけを口に入れた。
変な飲み方をするやつだな、と思った。
「えー!? 私になんて無理だよ、レポートだって大変なのに!」
もしこいつが小説を書いたとしたらどうなるだろうか。きっとあちらこちらに話題が飛んで、最後はみんなが笑いあう大団円に、強引に持っていくに違いない。
笑いがこみあげてくる。四百字詰め原稿用紙を前に頭を抱えている彼女と、にっちもさっちもいかなくなった挙句「神様が出てきて全員幸せになりました! おしまい!」と書き殴る姿がイメージできてしまったから。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
16Res/11.94 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【バーナード嬢曰く。】神林しおりの私小説【さわ×しお】-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552569729/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice