【バーナード嬢曰く。】神林しおりの私小説【さわ×しお】
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3: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/03/14(木) 22:26:57.86 ID:3gAsdKZp0

 とりあえずコップに牛乳を注いでやった。

「えぇー、あったかいのがいいー」

「わがまま言うな」

 子供のような駄々をこねる町田さわ子。

「だって寒いんだもん」

「そりゃお前が」

 私はそちらに視線をやろうとして、やめた。自らの行動を途中で止めるのは、かなりの強い意志の力と、首の筋力が必要だった。
 そのまま素直に向いていれば、きっとそこにはいまだ毛布に裸体を包んだ町田さわ子がいるだろうから。

 赤面をからかわれるのは、なんとなく癪だった。

「……服を着れば済む話だろ」




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