48: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/09(火) 05:25:36.52 ID:5hqp11NNo
布団の中に戻って、医薬品の効能効果が身体に浸透《しんとう》するのを待ちながら、大人しく眠りを待った。
誰かに、そばにいて欲しかった。
こんなとき、笑美莉が一番そばにいて欲しい誰か。
それは、親でも友だちでもない。
笑美莉はこう思っている。
恋は病に似ている、と。
そばにいて欲しい。
風邪をうつしてしまうかもしれないのに。
うつしたくないのに。
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