【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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158: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 22:30:53.39 ID:FUR98O3A0


爪;゚W〉・'.。゜「ごぷっ……」


鬼の正体に気づいた時にはもう遅い。背中を貫いた刃が、胸から飛び出している
俺も視界に入るまで意識下から抜けていたもう一人の新選組
背後の攻撃すら迎撃するほどの察知能力を持つ三浦でも、予知していない事態だろう


和泉守兼定「……士道、不覚悟ッ」


新選組の『鬼の副長』、和泉守兼定の戦線復帰は


爪;゚W〉「く、くく……一杯、食わされたな……」

(#T)「数の暴力と言っちまえば、情けない勝利ではあるがな」

和泉守兼定「これが新選組のやり方だ……数で囲いもすれば、寝込みも襲う、さ……」


いずみーの復活は直ぐに終わった。元より気を失うほど叩きのめされていたのだ
倒れていくと同時に、三浦に突き刺さった刀も抜けていく。血は噴出せず、ドロリと流れ出た


長曾祢虎徹「いずみー!!」


虎徹が身体を抱き止めた時には、寝息を立てているほどだ。労いの言葉を掛けてやりたかったが、そうも言ってられなかった
矛を抑えこむ力は、弱まるどころかますます強まっているからだ


(;T)「三浦……」

爪;゚W〉「ど、どうやら……禍魂が命を繋ぎとめているようだ……じ、時間の、問題だろうがな……」

(;T)「そのままくたばる気は、毛頭なさそうだな?」

爪;゚W〉「と、カハッ、当然……し、死ぬのならば……残った命を全て使いきりたい……か、『彼』には及ばずとも……私自身が満足できる、死を……」

長曾祢虎徹「てめぇ、まだそんな事を!!」

(;T)「虎徹ッ!!」


激昂し、トドメを刺そうとした虎徹を制止する。目は血走り、荒く呼吸を繰り返していたが


(;T)「……頼む」

長曾祢虎徹「……チッ、仮にも今の主には逆らえねえぜ」


怒りと刀を納め、いずみーを抱き上げて離れてくれた


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