【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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157: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 22:28:46.39 ID:FUR98O3A0
(#T)「やるじゃねえか!!」

爪#゚W〉「ハハ、光栄だなッ!!」


矛の刺突を叩いて退け、間合いを一歩詰めて顎下へと斬り込まれる
身体を逸らして回避し、三浦の胴を柄でブッ叩くが


爪#゚W〉「ぐっ……ふぉぉおおおおッ!!」


左腕で柄を巻き上げ、踏ん張られる。頑丈な矛が初めて小さな軋みを掌に伝えた


(#T)「お……おおおおおおおおおおおッ!!」


まるで岩盤に突き刺さった聖剣のようにビクともしない。手放せない理由の一つは俺の筋肉が負けを許さなかったこと
しかし三浦には俺の矜持など関係の無い話。黒刀の切っ先が左肩を突き刺した


(#T)「ンンッ……ふぅぅぅううううう……!!!!!!」


声にならない痛みとはこの事か。致命傷になり得る場所を狙わなかったのは、恐らくあいつもこの拮抗に大半の力を使っているから
少しでも体幹を乱せば、力の天秤は俺に傾く。だから今の体勢で放てる攻撃しか出来なかったのだ


爪#゚W〉「頑固な奴だな……それでこそだが……!!」

(#T)「筋肉が絡んだ勝負に俺が負けて堪るかよ……ああ、そうだ……言い忘れてた……」

爪#゚W〉「遺言などッ……求めていないぞ……!!」


手放せない理由二つ目


(#T)「『鬼は怒らせない方がいい』」


爪;゚W〉そ「鬼……ッ!?」


この場にいるもう一人の新選組の覚醒を、悟らせない為だ


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