【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
1- 20
159: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 22:32:36.01 ID:FUR98O3A0
爪;゚W〉「付き合って、くれるか?」

(;T)「水臭ぇこと言うなよ。共に茂名と戦った仲だろ?」

爪;゚W〉「クク、ハッハッハッハッハ!!」

(;T)「ガハハハハハ!!」


矛の圧が解かれ、肩の刀が引き抜かれた。結構ドバっと出血したが、止血は後回しだ。数歩分の距離を置き、それぞれの武器を構え直す


爪;゚W〉「では……いざ尋常に」

(;T)「尋常に……」


剣術と矛術。型は違えど、構えは同じく『上段』。予め得物を振りかざしているので、『降ろす』だけの動作で済む
奴に何度も打ち合う余力は残ってないだろう。残った命を使い切る『一撃』で勝負に出る
なら俺は、友情を以て応えよう。身勝手な欲望で大勢を巻き込み、純粋に人の可能性を信じ、若者の成長を喜んだ『好敵手』に対して


爪 ゚W〉「……」

( T)「……」


痛みが引き、呼吸は落ち着く。聞こえる音や見える風景、肌の感覚に到るまで、『余分』がそぎ落とされていく
俺、得物、そして三浦。今この瞬間、世界には『三つ』しか無くなった


爪 ゚W〉「」

( T)「」


思考も薄れ、薄れ、薄れ、薄れ――――


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
208Res/263.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice