【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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130: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 21:14:21.34 ID:FUR98O3A0
(;T)「聞け……」

長曾祢虎徹「っ……なんだよ!!」

(;T)「手短に言うぞ。俺の稜威を使え……」

長曾祢虎徹「おまっ……本気で言ってんのか!?」

(;T)「小夜に聞いた……最後の手段だってな……俺はこの通り、足腰立たねえ役立たずだ……若と城和泉正宗がいない今、もう賭けに出るしかねえ……」


夕立は立ち上がっているが、大きく息を切らして様子を見ている
長い時間あいつを頼りにし続けられない。時雨を使う為にも、適切な場面で働かせなければならない
虎徹も俺の異変について話は聞いていたらしいが、元より自分でなんとかするつもりだったのだろう


長曾祢虎徹「……」


躊躇いが手に取るようにわかった


(;T)「『想い、肯定、そして確信。後は勢い』。女将はそう言った」

長曾祢虎徹「……そうか、母上殿は……」

(;T)「元主に比べりゃ付き合いも短いし、頼りもねえだろう。だが、この一時だけでいい。俺を奮い立たせてくれ」

長曾祢虎徹「……そんなに自分を卑下しねえでくれよ、旦那」


虎徹は一度、刀を鞘に納めると
左手で鞘を、右手で柄を握って身体の前に出し、鯉口を切り


長曾祢虎徹「良い男に尽くすのが、『刀』の本懐だ」


鍔を、打ち鳴らした


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