【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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121: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 20:51:25.40 ID:FUR98O3A0
(;T)・'.。゜「ゴホッ……」


やっぱり胴当ても借りときゃよかった
待ち構えてりゃ別だが、不意に放たれた身体の芯まで響く戦艦並みの腹打ちは、俺の膝を折った
いや、これは只のパンチじゃねえ。身体に電気を流し込まれたような痺れは、虎徹の巫魂によるものか


長曾祢虎徹「悪い。やっぱり、耐えられそうにねえわ」

(;T)「おま……」


此の期に及んで、心傷が勝るか
倒れ込みそうになる身体を、矛で支える。虎徹は俺の顔に手を添えて、笑った


長曾祢虎徹「安心しろ。刺し違えてもお前らは家に帰す。絶対に」

(;T)「ふ……ざ……けんな……」

長曾祢虎徹「ごめんな」


今度こそ、引き止めようと伸ばした腕をすり抜け、虎徹は一人で大猿へ向かう
冗談じゃねえ、謝んじゃねえ、勝手な約束すんじゃねえ
戦いしか能のねえ俺に、『傍観』なんてカッコ悪い真似をさせるんじゃねえ!!


(#T)「動け俺の筋肉ゥゥゥ……!!」


時間はない。だが焦るな。一つずつだ
昏睡状態から目覚めたザ・ブライドのように、足の指から順番に
支える脚を矛を含めた『三本』から『二本』に
『這い』から『歩み』に、そして『走り』に変えろ

あの勘違いバカに文句言うまで、死なれてもらっちゃ困んだよ!!


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