【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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◆L6OaR8HKlk
[sage saga]
2019/03/15(金) 20:40:23.46 ID:FUR98O3A0
(;T)「俺らと同時期に送り込まれた深海棲艦がそれか……ハン、戦力としては全く身合わねえな。一ダース連れてこい」
北谷菜切「虚勢だけは一人前ですね、駄犬の飼い主さん?」
クソが。艤装さえ揃ってりゃ連れて来た連中だけでも一方的に終わらせられるってのに
それに時雨が沈めたガワと違ってこいつには『実体』がある。駆逐艦の砲撃だけで殺せる相手じゃない
北谷菜切「でも、貴方の大事な大事なバカ犬さんが沈められたら……フフッ」
(;T)「見えてるな時雨!!なんとか避けろ!!」
北谷菜切「その薄っぺらい余裕も、見せられなくなりますよねぇ!!!!!」
砲塔が時雨のいる方角へと向く。俺と夕立は駆け、城和泉が炎を放とうとしたが間に合わない
両肩の六門が一斉に火を噴いた。誰もが大口径の主砲音に耳を塞ぐ。一瞬の間を置いて、放たれた火の矢が深海猿鬼とやらに当たった
「縺斐′?偵▲繧峨i繧会ス?′縺オ縺√?縺!!!!!!!」
驚くべきことに、火傷を負ったかのように被弾した顔を手で覆い悲鳴を上げた
巫魂による攻撃だからか?いやそんな考察後でも良い。バケモノから上がる、死体を焼いたような臭いを伴う黒煙を抜けた
時雨が気がかりだが、ここで足を止めたら死ぬ。一気呵成にぶっ殺してやる
(#T)そ「死おぶあッ!!!!!!!!?????????」
大猿の爪先が迫り、反射的に柄で防御する。身体が宙に浮く直前に、奴の顔が目に入った
苦しむ『素振り』を見せながら、唯一表情というものが伝わる『口』が笑っているように見えたのだ
騙し討ちするだけのお脳はあるらしい。まんまとしてやられた
(;T)「ッッッ!!!!!」
長曾祢虎徹「旦那ッ!?」
島の端まで吹き飛び、海へ転げ落ちそうになった所を虎徹が腕を掴んで引き止める
(;T)「危っねえ、ポッケのタバコが湿気る所だ」
長曾祢虎徹「そんな場合じゃねえだろ!!時雨は!?」
(;T)「悪党の弾丸なんざ当たりゃしねえよ。無線は……クソ、通じねえな」
時雨の回線から返答はない
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