【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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118: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 20:31:14.33 ID:FUR98O3A0




北谷菜切「中尉さん」





落ち着きがあるが、ドスの利いた声色に場が静まり返る
首筋に刃を添えられたかのような殺意とプレッシャーは、敵味方関係なく向けられた
夕立ですら攻めの手を止め、北谷菜切を警戒する程だ


北谷菜切「おふざけはここまでにしましょうね……?」

( ゚д゚ )「……君にそう言われては、な」


混乱(俺が起こしたんだけど)は収まり、三浦は刀を納める
チャンスではあるのだろうが、出方が見えない。城和泉も踏み込めずにいる


( ゚д゚ )「フゥ……虚仮威しもたった今、沈められたか」


奴の言葉とほぼ同じく、インカムから時雨の声が届く


時雨《ぶっ沈めたよ!!!!そっちに向かうね!!!!》

( T)「待て時雨、今は様子が……」


( ゚д゚ )「真打登場と行こうか!!!!」


大きく両手を広げ、柏手を一つ
それを合図に、地面から奴の身の丈を越える『腕』が生えた


長曾祢虎徹「なん……だ、ありゃ……?」


肘を曲げ手を着いて支えると、砲塔を携えた肩、続けて頭が露わになっていく
顔に目や鼻の類は無い。代わりに、剥き出しの歯が並ぶ大口が大半を占めていた
『俺らの世界』では未発達だった筈の下半身は、その巨体を支えるに相応した足腰を身につけている
例えるならば、砲と装甲を携えた『大猿』。ボス級深海棲艦が禍魂によって進化した姿


(;T)「戦艦棲姫……!!」

( ゚д゚ )「貴様の世界ではそう呼ぶのか。では、此方はこう名乗ろう」


主人のいない『独立艤装』。深海棲艦が不得手とする近接戦すら
その巨大な両拳でこなし、数多くの艦娘を肉塊へと変えた従者がーーー


( ゚д゚ )「『大禍憑・戦艦猿鬼』と」


ますます厄介な姿となって、立ち塞がった


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