18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2019/03/10(日) 00:34:20.47 ID:mXNAEsvV0
「……不気味ですね」
彼女の自己評価は正しい。
鏡に映る千早はちっとも目の笑っていない、ぎこちない笑顔もどきを浮かべている。
その、ピンと無理して張ったような顔。
それはまるで、そう、まるで――。
「今から慣らしていけばいいさ。笑い方を忘れてるってワケでもないだろうし」
すると千早はちょっとだけ、ちょっとだけ悲しそうな顔になって。
「……いいえ、プロデューサーの仰る通り、忘れているかもしれません」
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