77:名無しNIPPER[saga]
2019/03/10(日) 23:41:05.96 ID:xzpENjoO0
続く
78:名無しNIPPER[sage]
2019/03/10(日) 23:46:44.15 ID:0ze3Yn4oO
おつおつ。シリアスな笑いが……w
79:名無しNIPPER[sage]
2019/03/10(日) 23:48:55.18 ID:JZPA7X0f0
ふざけた設定なのに何故か読み居ってしまう
80:名無しNIPPER[sage]
2019/03/11(月) 02:10:54.97 ID:MdgA9mR40
乙!
このノリ良いね!
81: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2019/03/13(水) 18:08:04.23 ID:BBwPih0C0
幼刀 透水 -すくみず-
82:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 18:09:26.37 ID:BBwPih0C0
潮風に撫ぜられる港町 導路港-どうじょこう-
その名の通り海に浮かぶ数多の船に人々を乗せ航路へと導いてきた国の扉である。
南蛮の民との貿易航としても頻繁に機能するこの町はこの国で最も世界に近しいとも語られていた。
83:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 18:10:13.65 ID:BBwPih0C0
紺之介「ほう。この刀なかなかだな……欲しい」
しかしこの男、まともな散策もなしに情報収集建前刀屋に寄り道をかましていた。店内数多の鋼の煌めきがそのまま彼の瞳孔を輝かせる。
実力、嗜好。二つ合わせて剣豪語る紺之介、呆れ返る幼刀二人をよそに気前良さげな店員に刀の値を聞く。
84:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 18:11:32.81 ID:BBwPih0C0
刀屋店長「あんさんそれに目をつけるとはお目が高い……なんと今なら八十両!! ここで買わねばいつ買うんだい」
因みにここの店主南蛮の民にも数多の刀を売りつけた百戦錬磨の商い匠である。
紺之介「ヒヒヒッ、口の上手い男よ。いいだろう……買っ「あほう」
85:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 18:12:12.54 ID:BBwPih0C0
しかしこの男、彼女に背を殴られてもなお己の愚行を疑わない。
紺之介「何だいきなり。まさか同じ刀として売り物に嫉妬を抱いたのではあるまいな」
愛栗子「なわけなかろうが。なぜわらわが只の鋼板に嫉妬せねばならんのじゃ」
86:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 18:12:52.43 ID:BBwPih0C0
紺之介「九十二両一分三朱だ。あと銅貨か何文か〜……」
愛栗子「なぜわらわを茶屋に連れてくのを渋りその刀に金が出せるのじゃ!」
87:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 18:13:45.56 ID:BBwPih0C0
紺之介「まぁそう吠えるな。いざとなれば乱の背負った庄司の刀がある」
乱怒攻流「ちょっと何あたしの刀売ろうとしてんのよっ! っていうかあたしが振ってるのはそんな安物よりよっぽど高いんだけど!」
紺之介「なるほどそれはいいことを聞いた」
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