580:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:09:12.70 ID:h4Hvdco40
ところがどっこい実際目にしてみれば彼は自分といたときより活気溢れんばかりと見える。
それどころか自分がいまだ紺之介の所有物であることに納得さえしているではないか。
乱怒攻流不可思議を抱えつつ彼に問う。
乱怒攻流「で、何してんの」
庄司「よくぞ聞いてくれましたな! 某紺之介殿に敗れてからというもの誓ったのですぞ。必ずやいつの日か、次は己の力で乱怒攻流たんを紺之介殿から取り返すと! 今や週三回道場通いの身。最初こそタコ殴りにあいましたが最近では試合にも……」
乱怒攻流「あーもうわかった! わかったから……」
一度熱が入ると急に饒舌になり始める彼に何処ぞの剣豪を重ねた彼女は既視感から来た拒絶反応か強引に語りを終わらせると呆れ気味に庄司を落ち着かせた。
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