567:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 02:01:01.00 ID:h4Hvdco40
紺之介「あいつを壊してしまったのは全て俺の弱さ故だ」
愛栗子「紺……」
茢楠「そんな、顔をお上げになってください。仏の教えを乞う者からすればフミもフミの子も本当はもう世を去っているというのが理というもの……それにですね、紺之介さん」
顔を上げながらもまだ姿勢を低く保ったままの紺之介に茢楠が問いかける。
茢楠「今こうして私は子どもたちの前から席を外しているわけですが、この間一体誰がみんなの面倒を見てくれていると思いますか?」
無論紺之介がそのようなことを知るはずもなし。
彼は何を問われているのかすら理解あやふやにただひたすら茢楠を見上げた。
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