536:名無しNIPPER[saga]
2020/02/24(月) 01:05:20.02 ID:7Hi8D/RJ0
金時計が幸いし辛うじて受け身を取る紺之介。だが愛刀を杖に立ち上がるその表情にはさすがに陰りが見えていた。
後方で見守る二人にも緊張の汗がつたう。
紺之介「あ゛ぐ……ハッ、ハァ、はァ……」
早くも満身創痍寸前の紺之介に容赦なくしたり顔の黒鬼が迫る。
立つもやっとの紺之介は自然と姿勢が落ち、その目にはより一層源氏が大男と映った。
紺之介(嘘だろ……? 先程より確実に児子炉本位のデタラメな型に成り下がっているはず。それなのに何故……)
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