51:名無しNIPPER[saga]
2019/03/10(日) 22:53:51.52 ID:xzpENjoO0
紺之介「この街にあると噂の幼刀の情報だ。愛栗子の鞘に一目見ただけで気がついた辺り、全く何も知らない……ということはなさそうだな」
紺之介が刀の柄から手を離し要件を伝えると庄司と名乗った男は先ほどの穏やかさを何処かに潜め目の色を変えて背を向けた。
紺之介は見逃さなかった。その際彼が一瞬だけ愛栗子にその目のまま目配せしたことを。
紺之介(こいつ……今愛栗子を)
庄司「こっちです。某も貴方のその鞘には興味がありますので」
紺之介「……行くぞ」
愛栗子「のぅ紺。これはもう情報を聞き出すまでもなく当たりかもしれぬぞ」
紺之介「俺もそう考えている。気を抜くな」
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