489:名無しNIPPER[saga]
2020/02/10(月) 18:45:46.91 ID:CaLDwjtG0
汗にも似た水滴が透水の頬を伝う。
彼女が唾を飲み込んで一呼吸置いたとき、それまで『大した理由ではない』と決めつけていた紺之介もつられて漂う緊張感に当てられた。
紺之介(一体何をそんなに躊躇う必要がある)
透水「紺之介さんは……」
次の瞬間、紺之介は己の耳を疑った。
「将軍さまの末裔かもしれません」
………………
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