393:名無しNIPPER[saga]
2019/10/01(火) 17:27:33.60 ID:htj7Q5Kz0
刃踏が彼に微笑みを向ける一方で愛栗子は後ろで目を閉じて扇子を広げた。そこに何かを察した乱怒攻流は少し歩を緩めて愛栗子に近づくと小声で囁いた。
乱怒攻流「昨日も言ったけど、あれもきっと負け惜しみよ」
愛栗子「……わかっておる。一々いうでない鬱陶しい」
乱怒攻流「んなっ……! なによ! 折角人が心配してあげてるのに!」
愛栗子「急に声を荒げるでない」
後方で騒ぐ二人の声に頭を痒くしながら紺之介は振り向いて告げ口した。
紺之介「うるさいぞお前ら……もしあいつらが近くにいたら……っと!」
後ろを見ながら歩いていた紺之介は思わず前を行っていた刃踏と背負われた奴に軽くぶつかる。
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