349:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:05:28.89 ID:jJ6/ECAP0
紺之介「源氏という男は……ひたすら強者を求める狂人たる剣客だ。故に人知を超えた力を秘めたる幼刀と戦うことでその欲望を満たそうとしている」
須小丸「そんな身勝手な理由で俎板を……! あいつは戦を望むようなやつじゃなかったのに」
紺之介の口から聞いた源氏の人格があまりにも悪鬼羅刹をなぞっており須小丸は深く落胆喪心した。
砕かれた俎板の刀身には何か意味があったのではないかと信じ悲壮感奮い立たせ今日まで生きてきた彼にとってそれは身を討ち滅ぼされるほどの衝撃だったのである。
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