29:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 06:18:36.55 ID:ThCWRdKl0
紺之介「っ! 伏せろ!」
反射的に愛栗子を抱き寄せて地に伏せる。すると彼らの頭上を短いドスのようなものが通り抜けていきそのまま地に落ちた。刃物が通り抜けたその後には不穏な緊張感だけが残り彼ら以外の茶屋の客列は悲鳴嬌声を上げて散り散りとなった。
愛栗子「お、おぉぅ……? 思ったより大胆にきたのぅ……」
紺之介「ぬかせ」
刃物が飛んできた方向を向きながらおもむろに立ち上がってみるとそこには顔に古傷を走らせた丸刈りの男とその取り巻きだと思われる何人かのならず者が低い笑い声をあげながら立っていた。
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