282:名無しNIPPER[saga]
2019/07/10(水) 18:07:08.97 ID:QarN0Zl90
茢楠「はは……自分で言うのもなんなんですけどね。私、今でこそ坊主の面を被らせて頂いておりますが、昔はどうしようもない荒くれ者だったのです」
紺之介「荒くれ者……?」
紺之介思わず床に視線を落としそのまま上へ上へと茢楠を見直して行く。
初見でちらついた歪みの正体はどうやらそこにあったようだと紺之介理解しつつも最終的に彼の仏のごとき微笑を見直したるときには『荒くれ者』という言葉の意味を忘れてしまっていた。
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