258:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 10:23:03.71 ID:f3jC59Mz0
愛栗子「心配せずともよい。炉が奴の位置を知りとて小柄俊敏かつ逃走に命がけのあやつを捕まえるのは至難の業じゃ。それにのぉ紺」
愛栗子が下駄先で紺之介のむこうずねを軽く小突くと紺之介は刀を杖にしてその場に膝を着いた。
紺之介「ぃ゛つ゛……!?」
愛栗子「例え奴らより先に奴を見つけたとて、そのような状態で仮にも幼刀相手にまだ太刀を握る気かの? そのような気力があるとほざくならその気力はこの場を離れるのに使うべきじゃ」
愛栗子「……まぁもっとも、この件を全てわらわに一任すると申すのなら話は別じゃがの」
紺之介「それは論外だ」
その間僅か一秒と足らないものであった。
乱怒攻流「……はぁ」
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