25:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 06:09:17.11 ID:ThCWRdKl0
愛栗子は掴んでいた紺之介の腕を更に引いて抱いてみせた。
愛栗子「のぅ、紺……もしこの身体でもまだ叶うならばわらわはまことの恋愛というものをしてみたい。心から人を愛してみたいのじゃ……おぬし露離魂の持ち主なのであろう? ならばここは一つ刀集めなぞやめてわらわと駆け落ちしてみぬか?」
一時は興味本位で愛栗子の話に耳を傾けた紺之介であったがその根本に潜むものが恋に恋するうら若き乙女心であったことを知り適当に受け流すと再び控え書きに目を落とした。
愛栗子「のぉ〜」
それでも袖を揺さぶる愛栗子に紺之介は彼女の頭に手を置いて言ってきかせる。
602Res/308.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20