26:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 06:11:55.64 ID:ThCWRdKl0
紺之介「それは劇場の見過ぎというやつだ。それに俺には少女を愛でる趣味どころかもはや女を抱くことすら十一のときに飽きている」
愛栗子「なんと!」
紺之介「俺が子どもの頃はまだ武士が刀を握るだけでそれなりの地位を保てていた時代でな……父は護衛業一本で銭を重ねて母は無理することもなかった。そのとき父は何人かの妾を雇っていて、その内の三人くらいを十のときに俺も頻繁に抱かせてもらっていた」
紺之介「俺が女に飽きた頃に丁度時代も移り変わり、父は仕事が減ったのと同時に趣味だった収蔵品の刀だけを残してある日ぱったり姿を消した。そこからは母に育ててもらったが恩も返せぬ内に病気で亡くなった」
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