168:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 05:24:21.46 ID:sLYD87sq0
愛栗子「やはり幼刀の中で一番野蛮なのはおぬしのようじゃの」
乱怒攻流「は!? というかあんたも戦ってたらあんなことにはならなかったのよ!」
169:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 05:25:04.31 ID:sLYD87sq0
続く
170:名無しNIPPER[sage]
2019/03/25(月) 21:16:16.31 ID:TVMQPh/do
乙!
171:名無しNIPPER[sage]
2019/03/26(火) 17:49:12.80 ID:5uNgCd5FO
乙!
172: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2019/04/08(月) 22:28:16.28 ID:/2q0Qaon0
幼刀 「奴 -ぺど-
173:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 22:32:36.62 ID:/2q0Qaon0
常闇統べる夜の空。
浮かぶ月下のこの場所は雑木林。
肉を裂かれた武士の悲鳴……それを食らうは理を外れた、かつて幼子だった何か。
それは刃物、着物に血を吸わせる姿はさながら赤鬼の子なり。
174:名無しNIPPER[sage]
2019/04/08(月) 22:32:45.44 ID:rcXhDrtF0
リアタイで初めて投下時に遭遇したけど>>172の一文で既に草
175:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 22:33:22.45 ID:/2q0Qaon0
その影で暗躍する男あり。その男幼刀欲しさに死体の携えたる刀漁るもその刃見て微ながら肩を落とす。
「チッ、ダメか。こいつもハズレだ。行くぞペド」
「うー」
176:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 22:34:07.80 ID:/2q0Qaon0
紺之介ら一行は港を渡り海から少し離れた町、茶居戸 -ちゃいるど- を訪れていた。
この場所は控え書きの情報によれば幼刀奴-ぺど- の在り処と記されたり。
早速情報収集のため通りを散策していた紺之介であったが町の様子に対して何やら不満気に眉を顰めていた。
177:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 22:34:52.93 ID:/2q0Qaon0
愛栗子「紺、どうしたのじゃ」
紺之介「どうもこうもない。刀売りもいなければ鍛冶屋もない。どうなっているんだこの町は」
刀狂いの彼にとって旅中での刀見物はどのような質素な店内であろうと憩いの場となっていたのだ。
602Res/308.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20