140:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 05:03:02.25 ID:sLYD87sq0
愛栗子「乱、あの藍色の鞘をさげた奴が見えるか? おそらくあやつじゃな」
乱怒攻流「そうみたいね」
殺伐とした空気の中、二人が目をつけた大男が銛を掲げて名乗りを上げた。
船長「ここは我らが導路港海賊団の領海なり! よってタダでは帰さん。命惜しくば我らの船に掴まれ! さすれば命だけは助けてやろう」
大男のけたたましいまでの雄叫びのちに訪れたのは漕ぎ手と華蓮の震えすら音を持つかのような沈黙。誰が目にしても絶対絶命の境地……
月一、ただ汗をかくばかりの心境に一人思う。汗よりも水を掻く勇気欲しけり。
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