22: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 01:22:21.07 ID:nSoKXtCU0
花丸「人の本当の気持ちなどそう簡単に知ることなどできない。そのはずなのに、こうしていると、ダイヤさんの気持ちが私の中に流れてくるようでした。例えば、この人は何故、毎朝怖い表情で家を出るのか。この人は何故、私に働くなと言ったのか。この人は何故、先ほどの神社で私の手を握り返してくれなかったのか。この人は何故、この冷たい海風にさらされているのに、寒いから早く帰ろうと言わないのか。その何故の答えが、全部、全部、私の想像ではなく、事実として分かっていくような」
花丸「分かっていくこの人の気持ちが、私の想像でないと、今なら言い切れます。だって、この人の心臓は今はとても元気よく鼓動しています。それに、顔はとても綺麗な赤色に染まっています。夕日のせいだと言い訳ができないほどに」
23: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 01:23:04.11 ID:nSoKXtCU0
花丸「そしてダイヤさんは、口をゆっくりと開き―――」
24: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 01:25:14.11 ID:nSoKXtCU0
花丸「まるで大岡裁きずら。二人とも同時に離しちゃったけど」
鞠莉「オーケー・・・分かった・・・。喧嘩はダメよね」
25: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 01:27:09.55 ID:nSoKXtCU0
ルビィ「だめぇぇえ!!!!」
26: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 01:27:43.83 ID:nSoKXtCU0
ありがとうございました。
27:名無しNIPPER[sage]
2019/03/02(土) 15:46:12.09 ID:fcZDejwTo
乙。最後もうちょっと欲しいな
でも文量を書けるのはすげーと思う
28:名無しNIPPER[sage]
2019/03/02(土) 18:36:20.19 ID:sI2dCZvUo
おつー
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